今日は少し、汚い話をしようと思う。
なのでもし今、ご飯を食べながらこれを読んでいるとしたら、食べ終わってから読むようにしてもらいたい。

まあずばり、う○この話だ。
ちょっとう○この件について、聞いてもらいたいことがある。

仮にこの世の中に、許せるう○この話と、許せないう○この話があるとすれば、許せない方のう○この話だ。
まあ、怒りに任せていきなり「う○こ、う○こ」言っても、訳分からないだろうから、まずは僕が今住んでる住環境の話をしよう。

僕は今、インドの住宅街に住んでいる。
僕が住んでいるのは、3階建ての住宅で、1階はタイ人の学生達がルームシェアをしていて、2階に大家さんの家族が住んでいる。

で、僕はその住宅の3階の一人部屋に住んでいる。
3階には、一人部屋が4つある。

仕切りという仕切りはないが、一応手前に2部屋、奥に2部屋という風に分かれていて、手前にインド人が一人、奥に僕とアラブ人が、それぞれ一人1部屋ずつ使って住んでいる。

で、3階には、共同のトイレが2つある。
手前に1つ、奥に1つだ。
基本的に、自分の部屋に近い方のトイレを使うので、手前のトイレはインド人が一人で、奥のトイレは僕とアラブ人が二人共同で使っている。

まあ、共同トイレといっても、たった二人なので、今までトイレ待ちをしたことはない。
それはまあいいのだが、、、

だが、、、

このトイレには少し欠陥があって、あまり勢いよく水が流れない。
そう、つまりう○こが中々流れないのだ。

僕も、前に一度、う○こが中々流れなくて苦労したことがある。
そんな時は、となりに置いてあるバケツを使う。

そのバケツは、身体を洗う時にも、洗濯をする時にも使う万能バケツだ。
その万能バケツに、大量の水を溜める。

う○こが流れない時は、その大量の水を、一気に便器の中に注ぎ込む。
そうすれば、なんとか流すことが出来るのだ。

僕は以前その方法で、中々流れない、しつこいう○こを流したことがある。

『共同で使うトイレだから、そのくらいきちんとやんないとね。』
と思ったからだ。(いや、自分一人のトイレでもちゃんと流しますよ。。)

まあ、そんな所で暮らしていたある日のことだ。
僕は深夜、急に小便がしたくなり、トイレに行った。

そして、便座のふたを開けた。
すると、、、、

時間が経って、たっぷりと水分を含んだう○こが、プカプカと浮かんでいた。
僕は、一気にテンションが下がった。

『うわ~、気持ちワリイ。
ちゃんと流しとけよな~。』

僕は、プカプカとう○こが浮かんだ状態のまま、小便をした。
なぜなら、そのトイレは、水が溜まるまでやたらと時間がかかる。
なので、一度流してしまうと、次に流すまで、しばらく待たないといけないからだ。

小便をし終えた僕は、トイレの水を流した。

が、、、
流れない。

水圧が弱すぎる。。
僕は、仕方がないので、バケツに水を溜め始めた。

『なんで俺が人のう○こ流さなきゃなんね~んだよ。。』
僕のテンションは、さらに下がって来た。

僕は、深夜で眠かったこともあり、バケツの3分の1くらいに水が溜まった所で、水を溜めるのを止めた。

『まあ、こんだけあれば大丈夫だろう。。』
僕は、そう思いながらバケツの水を、一気に便器の中に流し込んだ。

その水に押し流されて、水分をたっぷり含んだう○こは、奥の方に消えていった、、、
かに見えたが、またすぐに見える所に戻って来てしまった。

僕のテンションは、完全に下がりきってしまった。

『もうやだよこんなの、、。
なんでこんな深夜に、人様のう○この処理なんかやんなきゃなんね~んだよ。。』

僕の中に、怒りの感情が涌き上がって来た。
そして、もういい加減眠かったこともあり、

『もう知らんわ!
どうせ次に使うのはあいつだ。
自分がやったんだから、あいつが自分で処理するべきだ。』
と思い、そのままの状態でトイレを出ることにした。

もちろん、多少の罪悪感はある。
『見てしまった以上、最後までやるべきだ』、とも思った。

『でももう、深夜で疲れてるんだ。
早く休ませてくれよ。』

そう思いながら、トイレのドアを開けた。
すると、トイレの外でアラブ人が煙草を吸っていた。

『お、お前~!!
う○こくらいちゃんと流せよ~!!』
と言おうかと思ったが、このアラブ人とはあまり会話が通じない。

それに、もしかしたらもう一人のインド人の仕業かもしれない。
(まあ、99%このアラブ人が犯人なのだが)

『まあいいか、もう眠いし。』
僕はそう思って、部屋に入ろうとした。

すると、、、
なんとそのアラブ人が、トイレに向かって歩き始めた。

『え?
お前トイレ行くの、、?』

僕の中で、急に罪悪感が沸き上がって来た。
僕のう○こではないとはいえ、僕が出たすぐ後のトイレにう○こが浮いてたら、まるで僕がやったみたいじゃないか。

『しまった、、ちゃんと流しとけばよかった。。』

そう思う僕をよそに、奴はトイレの中に入っていった。

そして奴は、トイレのふたを開けてこう言った。

「うえええ~!!」

『いや、「うええ!!」じゃねえよ!
それ俺のじゃねえよ!
そのう○こ、お前のだからっ!!』

僕は心の中で、さまぁ~ずの三村ばりにツッコミを入れた。

以上、許せないう○この話でした。